うつ病は保険に加入できない?
うつ病と保険の関係を知りたいあなたへ。
うつ病になってしまうと、生命保険には加入できなくなるのか?
そのような悩みを持っている方がたくさんいます。
過去5年以内に、病院でうつ病と診断されてしまうと、
ほとんどの保険会社では医療保険に加入することが出来なくなってしまいます。
うつ病が保険に加入できない条件
加入できない条件は、以下のとおりです。
・過去5年以内に、うつ病と診断され、治療を受けている
・過去5年以内に、うつ病と診断されたが、現在は完治している
・過去5年以内に、うつ病と診断され、治療を受けていたが自己判断で通院や投薬をやめた
加入者は、保険会社の告知書に病歴を告知する義務がありますので、
「書かなかった」としても、保険金は支払われず、
悪質と判断された場合、契約を解除されることもあります。
しかし、うつ病と診断されてしまうと、二度と加入できないかと言うと、そうではありません。
保険会社の審査にもよりますが、一度告知をして断られても加入できる場合があります。
保険会社が審査をするのは過去5年以内の病気についてなので、
うつ病が完治している場合、5年後に再度告知をすると加入できることがあります。
ただし、投薬の数が多いと、二度と加入できないこともあります。
そのためにも、初期症状のうちに治すことをお勧めします。
また、がん保険や定額積み立て保険(死亡した場合や満期を過ぎたときに支払われる保険)などは、
うつ病と診断されていても加入できる可能性の高い保険です。
一部の保険会社では、うつ病でも加入できる医療保険を扱っているところもあります。
この場合、月々の保険料が割高であったり、掛け捨てや、指定された病気以外での入院のみ支払われるなど、
多少負担が大きかったり、条件もありますが、一度相談してみると良いでしょう。
「保険は健康なうちに加入しなさい」という言葉をよく耳にしますが、うつ病の場合も同様です。
もし、うつ病の疑いがある場合、病院に行く前に医療保険に加入しておくとよいでしょう。